データスコープ社が開発した「DS Face Sentry Mシリーズ」の販売を開始しました。
治療法がまだ確立されていない新型コロナウイルスの感染が拡大する中、オフィス、工場、店舗、地域のコミュニティ、病院、学校など高熱を発していて感染の可能性のある人を、「水際」で防いで重要な建物の内部に入れないといった対策が今後必要になってきます。
顏認証だけでなく、来訪者の体温検知を自動的に実施できれば、建物への入館を管理する側にとっても、来訪者にとっても、利便性は確実に向上します。
■DS Face Sentry Mシリーズとは
顔認証カメラと赤外線を人に当てることで温度を検知するサーモグラフィーを組み合わせたもので、建物の入り口ゲート手前などに設置し、顔認証で見分けると同時にサーモグラフィーで体温を測定して、体温があらかじめ設定した一定以上の温度だった場合にアラートを出します。
また、体温に問題なくてもマスクをしていない人には、音声でアラートを出すことが可能です。
- 超高性能で高速な顔認証による本人確認、認証が可能なシステム機器です。
- 高度な認識率で高速認証することにより、安全且つスピーディーに個人を認識する機器に、自動で検温する機能をプラスしました。
- 1台での運用から複数台の連携した運用まで、幅広い利用シーンでお使いいただけます。
- 豊富なインターフェース及びシステム連携機能により、セキュリティゲート、POSシステム、EC決裁システム、出退勤システムなどに使用することが可能です。
■製品特徴
- 正確な体温測定
非接触自動温度測定、高速および正確な温度測定、温度測定精度±0.2℃、体温異常情報の記録 - リアルタイムアラーム
体温検出、体温をディスプレイに直接表示、異常時に音声アラームで入室不可とする。 - マスク着用のAI認識
マスクを着用しているかどうかを自動AI認識し、マスクを着用していない人に音声でアラートを通知します。 - 顔認識
優れた顔認識AIエンジンと、サーモセンサーの融合。
異常体温者を検知し事前に警告を発し、異常体温検知対象者の特定にも役立ちます。 - 安定性のあるシステム基盤
Linux搭載、高性能AIプロセッサ内蔵。 - 統合管理システム
オフィス、工場、店舗、地域のコミュニティ、病院、学校など様々なシーンに、かつ、複数設置されていた場合でも、統合管理システムにより、データプラットフォームを視覚化し一目で管理。
データを連携することにより、データの記録、バックトラック、データ分析などをまとめて実施することができます。
■顔認証+体温検知+マスク検知機能
AIエンジンが顔認証と着用しているマスク及びマスク着用状態を自動で識別します。
マスクの有無、マスクの着用状態(口部分、鼻の一部分がカバーされているか)を確認し、正常な着用となっていない場合アラートを出力します。
マスク着用による予防意識を強化します。
【認証成功】
登録されている人物を顔認証し、マスクを正常に着用されている場合、認証成功となります。
【認証失敗】
事前に登録されていても、マスクを着用していない場合、正しく着用していない場合は、認証失敗になります。
※顏認証機能を使用しない場合、事前に登録していない人も同様にチェック可能です。

フロアタイプ

卓上タイプ
製造元
株式会社データスコープ(英名:DataScope,Inc. 本社:東京都中央区)
画像認識とディープラーニングの研究・開発
世界で猛威を振るう新型コロナウイルスやインフルエンザなど発熱リスクのある感染症患者を検知することができる新しいシステムを台湾の鴻海集団と共同開発。
お問い合わせ
ホームページの「お問い合わせはこちら」よりお問い合わせ下さい。